真田広之さんがプロデュース・主演を務めた時代劇『SHOGUN 将軍』が、「テレビ界のアカデミー賞」ともいわれる「第76回エミー賞」で史上最多18部門を受賞しました
アメリカで「テレビ界のアカデミー賞」と言われる「第76回エミー賞」の受賞式が、現地時間9月15日にロサンゼルスで開催。真田広之さんがプロデュース・主演を務めた時代劇『SHOGUN 将軍』が史上最多となる18部門を受賞しました 。
作品賞のほか、主演男優賞を真田広之さん、主演女優賞をアンナ・サワイさんと日本人男女のW受賞となりました。アメリカの有料テレビチャンネルFXが制作したものの、多くの台詞が日本語というこのドラマ。日本では「Disney+」で配信されていますが、どんな内容でしょうか ?
真田広之さんがプロデュース・主演を務めた時代劇『SHOGUN 将軍』が、「テレビ界のアカデミー賞」ともいわれる「第76回エミー賞」で史上最多18部門を受賞しました
徳川家康をモデルにした武将と、漂着した英国人航海士が織りなす陰謀渦巻く権力争い
『 SHOGUN 将軍』は、1975年の小説『将軍』(ジェームズ・クラヴェル著)を原作とした、西暦1600年の日本を描いた時代劇です。2月27日から配信サイト「Disney+」などで第一シーズンが公開されると、6日間で900万回以上も再生され、これはDisney+で世界配信されたドラマシリーズの歴代一位の記録なんだとか 。
物語は徳川家康をモデルとした、吉井虎永(真田広之さん)を中心に描かれます。虎永は、亡き太閤に「五大老」の一人として任命され、関東領主として政(まつりごと)を担っていました 。
史実でも、豊臣秀吉公は徳川家康、前田利家、毛利輝元、宇喜多秀家、小早川隆景の5名を五大老として任命。自分の息子・秀頼が大きくなるまでの政治を任せていましたが、『SHOGUN 将軍』でもこの五大老がキーワードとなります 。
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しかし、五大老とは言うものの、作中でのパワーバランスは大きく虎永に傾いており、特に関東を手中に収めたいほかの4人の結託により虎永は窮地に陥ってしまうのです 。
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もう一人の主人公、イギリスの船乗りジョン・ブラックソーンとは?
虎永が窮地に陥る一方、英国人ジョン・ブラックソーンが乗っているオランダ船が伊豆半島東岸で難破。この人が虎永にとってのキーパーソンとなります。徳川家康に仕えたイギリス人航海士・三浦按針(ウィリアム・アダムス)をモデルとしています 。
2人の運命的な出会いとあらすじについて、ウォルトディズニージャパン社のプレスリリースでは、以下のように書いています 。
《 戦国最強の武将・虎永は、覇権を狙う五大老と敵対し命をかけて戦う武将。彼に敵の包囲網が迫っていたある日、英国人航海士、ジョン・ブラックソーン(後の按針・コズモ・ジャーヴィス)が虎永の領地へ漂着する。虎永は、語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子(アンナ・サワイ)に按針の通訳を命じ、次第に按針と鞠子の間には固い絆が生まれ始める。一方で按針を利用して窮地を脱する虎永だが、按針から世界を見聞きし、幾度も命を救われることで侍の地位に取り立てることに。そんな中、五大老の脅威が次々に迫り、ついには絶体絶命に追い詰められる虎永。しかし彼の勝利への種まきは按針の漂着からすでに始まっていた――。虎永の壮大なる謀り事、果たして彼は、按針と共にこの乱世を制することができるのか ! ? 》
SHOGUN 将軍 作品PV
エミー賞でも評価される、ストーリー以外の魅力もたっぷり
「 撮影賞」「音響賞」「視覚効果賞」「スタント・パフォーマンス賞」「衣装デザイン賞」など、ストーリーや役者以外にも絶大な評価を得た『SHOGUN 将軍 』 。
レビューサイトやSNSでは 、
💬 「 ここ10年で一番面白い 」
💬 「 非の打ち所がない 」
💬 「 なんといっても製作が繊細。衣装、セット、どれも重厚感があり、安っぽさがない 」
💬 「 台詞の言い回し・礼儀作法の細部など、こだわり抜いた新感覚時代劇 」
など、実際に視聴した人からも大きな評価を得ています 。
『 SHOGUN 将軍』はDisney + にて配信中です 。