結婚式を2週間後に控えた女性が、まさかの“悲劇”に襲われました。予約していたウエディングドレスを取りに行くと …… 。

米カリフォルニア州に住む女性が、結婚式を2週間後に控えるなか、あるハプニングに巻き込まれました。地元メディアなどが報じています 。

新婦のアキラ・ムウォンゴジさんは1年前、同州にあるブライダルショップで、ウエディングドレスを購入しました 。

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youtube.comドレスを試着するアキラさん(左)

FOXニュースによれば、3つの仕事を掛け持ちしてやっと手に入れた、“夢のような”ドレスだったそうです 。

今年7月には最後の試着を済ませ、8月20日にドレスを受け取る予定だったといいます 。

アキラさんが当日、ブライダルショップに行くと、そこには“衝撃的な光景”が広がっていました 。

白黒の空撮画像。中央に人が立っている。背景は木々が密集しているように見える。人の詳細は不明。

ブライダルショップは、すでに“もぬけの殻”だったのです。

ドレスを試着するアキラさん(左 )

地元テレビ局の取材映像には、店舗があったテナントが映っています。ドレスは1つもなく、ブライダルショップの跡形もありません 。

当初、ドレスの引き渡しは「オーナーの自宅」になっていたため、アキラさんは店舗には向かっていませんでした。指定された場所に到着し、呼び鈴を鳴らしても、オーナーは出なかったといいます 。

高齢の男性が「STOP」サインを手に持ちながら横断歩道に立っています。彼は安全ベストと帽子を着用しています。

「 ちょっとショックでした。よくオンラインで詐欺にだまされるというのは知っていましたが、このお店には昨年10月から通っていたんですよ 」

「 非現実的なものを見ているようでした。変な気分です 」

1000ドル(約15万円)の一時金を支払い、ドレスだけでなくベールや他の衣装も預けていたというアキラさん 。

パリのエッフェル塔の下で開催されているパラリンピックを祝うイベントの様子。

地元メディアによると、店のオーナーからその後連絡があり、実際に会ったといいます 。

しかし、頭金が返ってきただけで、肝心のドレスは引き渡されなかったそうです 。

そんなアキラさんに奇跡が起こります。

アキラさんのブライズメイド(花嫁付添人)の手助けもあり、ドレスを「無償で提供する」というメッセージが全米各地から届いたのです 。

アキラさんは、同じカリフォルニア州にある別のブライダルショップからドレスを受け取ることを決めたといいます 。

アキラさんは今回の経験を通して得た“学び”を語りました 。

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「 知らない人たちが集まって力を合わせ、助けてくれるなんて、本当にすごいことです 」

「 私は結婚します。2年、3年と経てば、ドレスのことは重要ではなくなるでしょう。それよりも大切なのは、結婚すること。そしてこの先、どう温かい家庭を築いていくかということです 」

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画像には、@mostly_cheeseというユーザーのツイートが表示されています。ツイートの内容は「5歳の双子がアルファベットの歌を間違って歌っていると教えてくれた。新しい教師のバージョンは、ABCDEFG / HIJKLMN / OPQ / RST / UVW / XYZ と分かれている。RIP LMNOP」と書かれています。テキストの下には、女性が話している画像が表示されています。