花王株式会社が、災害への備えや非常持ち出し袋の中身など、防災に対する意識や実態を調査。結果を生活情報サイト「My Kao くらしラボ」にて公開しました 。
花王株式会社が、2024年におこなった防災に対する意識や実態の調査結果を生活情報サイト「My Kao くらしラボ」にて公開しました。災害への備えや、非常持ち出し袋の中身などについてのアンケートには、意外な結果も …… ! ? 8月20日に掲載されたプレスリリースをもとにご紹介します 。
【調査概要】
「 防災に関する調査 」
実施時期:2024年3月
調査手法:インターネット調査
花王株式会社が、災害への備えや非常持ち出し袋の中身など、防災に対する意識や実態を調査。結果を生活情報サイト「My Kao くらしラボ」にて公開しました。
調査対象:My Kao くらしラボ 読者 5670人「生活者の意識と行動に関する調査 」
実施時期:2024年5月
調査手法:首都圏在住の20〜60代男女 各500人
災害への備えをしている人は75%
災害への備えや準備についての質問では、「何らかの備えや準備をしている」と回答した人は75%にとどまり、25%の人は何も対策できていないことがわかりました。年代別で見ると、50~60代は80%ほどが対策できている一方、20代は65%と、若い年代ほど備えができていないことが明らかになっています 。
意外な盲点!? 3人に1人以下しか備えていない衛生用品とは……
非常用持出し袋を用意している人は、全体の約半数の48%でした。非常用持出し袋の中身に関するアンケートでは、懐中電灯が86%と一番多く、水や非常食・食べ物、マスクなどは70%を超えています 。
一方、歯みがきセットは33%、替えの衣類・下着は29%、生理用品・オムツは27%と、避難生活でも必要となる衛生用品を入れている人は3人に1人以下という結果となりました 。
衛生用品などの日用品はローリングストックを
いざというときに慌てないために、普段からの備えが大切です。調査結果を受け、花王は備蓄のポイントとして「普段から使っているもの」を選ぶよう推奨しています 。
また食品だけでなく、衛生用品も「ローリングストック法」もおすすめ。口腔ケアや生理用品、ウェットシートなどの衛生用品は普段使っているものを備蓄しておき、消費したら買い足すというサイクルを回し、災害に備えましょう 。
また、災害時に水が使えない場合、ウェットシートやおしり拭きシートで身体の汚れを拭きとったり、デリケートゾーンをケアしたりすることで衛生状況を保つことができます。洗濯ができないときもパンティーライナー(おりもの・吸水シート)があれば下着の汚れを防ぐこともできます 。