米ルイジアナ州バトンルージュにあるレストランが、「露出が多すぎる」として女性客の入店を断った。後日、女性がその時の服装と店側とのやり取りをFacebookに公開。「不適切な服装ではない」「個人が攻撃されている」と店を批判するコメントが多く書き込まれている 。
米ルイジアナ州バトンルージュにあるレストランが、「露出が多すぎる」として女性客の入店を断った 。
後日、女性が当時の服装と店側とのやり取りをFacebookに公開し、異議を唱えた 。
投稿は拡散され、「不適切な服装ではない」と店を批判する声があがっている 。
Y’Mine McClanahan(以下マクラナハンさん)は7月22日、ステーキハウス「スタブス・プライムステーキ・アンド・シーフード」を訪れた 。
肩の出た花柄のワンピースを着用していたが、受付をしていた共同経営者に「露出が多すぎるためドレスコードに違反している」と入店を断られたという 。
マクラナハンさんが投稿した動画では、「なんで私が店に入れないのか、答えをカメラに収めておきたい」と言うマクラナハンさんに対し、共同経営者の女性が「上半身を露出しすぎている」と返している 。
マクラナハンさんは、同じ服装で同店で食事したことが何度もあるという。また、いちど席に通されたが、前菜を終えた段階で共同経営者が服装について懸念を示したそうだ 。
店のウェブサイトには、確かに「露出の多い服装」は避けるよう記載されている。ただ、どれほどの露出かは明記されていない 。
店はタンクトップやダメージジーンズなども禁止しているが、従業員も服装規程を守っていないとマクラナハンさんは指摘した 。
共同経営者は肩が出たトップスを着ており、別の動画にはショートパンツに網タイツを履いたスタッフの姿が映っている 。
Instagramには、マクラナハンさんと似たような服を着た客の写真が投稿されている 。
地元テレビ局WMTVの取材に対し、マクラナハンさんは店のダブルスタンダードに異議を唱えた 。
「 社会人としてこんな仕打ちは初めてだったので、とても恥ずかしい思いをしたし、がく然としたし、侵害されたような屈辱的な気持ちでした 」
「 疎外されたように感じました。『私のどこがいけないの?』と 」
マクラナハンさんの投稿には2600件を超えるコメントが書き込まれている 。
その多くが「店を追い出されるほどの露出ではない」「マクラナハンさん個人がターゲットにされている」と、彼女を擁護する内容だ 。
店のオーナーは、WMTVに以下の声明を発表した 。
「 当店にはドレスコードのポリシーがあり、お客様に守っていただいています 」
「 報道に反して、私たちの服装ポリシーは新しいものではなく、3年以上前から有効です 」
「 ここ数週間、私たちは実際に、スタッフと異なる基準をお客様に求めないよう、スタッフの服装改善に取り組んでいます 」
マクラナハンさんが役員を務める全米黒人地位向上協会(NAACP)の地元支部は、店に対して面会を求める文書を発表している 。