モデルのナオミ・キャンベルが、ポッドキャスト番組に出演。幼少期、学校でいじめを受けていたと明かしました 。
モデルのナオミ・キャンベルが、ポッドキャスト番組『CAMBON PODCASTS』に出演。幼少期、“容姿にまつわる"あだ名をつけられ、いじめを受けていたと明かしました。
「 私はとても痩せていて、年齢の割に背が高かったんです。だから自分自身の容姿に、自信を持っていませんでした 」
「 クラスメイトは私のことを『オリーブ(POPEYEに登場するキャラクター)』と呼んでいました 」
「 首が長かったので、これ以上長くならないよう、首を縮めて生活していました。変な感覚でした 」
「 当時、そんな悩みを忘れさせてくれたのが、ダンスでした 」
「 ダンスの動きやポーズをとることで、(自信の無さを)克服できました。創造性もためになった。私が大好きだったもの、それはこれからも変わりません。ダンスは、私のDNAの一部なんです 」
10代で、ファッション誌VOGUEのフランス版、US版の表紙を飾った「初の黒人モデル」として、歴史を切り開いてきたナオミ。
現在54歳のナオミは、ファッション業界にある人種差別に声を上げてきました 。
2016年には、Teen Vogueで「黒人モデルを担当したことがないスタイリストがたくさんいた」「だから自分でメイク道具を持参し、自分でやるしかなかった」と明かしています 。
「 今でも、有色人種のモデルたちが同じ問題に直面していると聞いて、がっかりしています 」
「 私たちは、人種の多様性を受け入れるよう、業界に働きかけています。多様性は、有色人種のモデルをキャスティングすることから、ヘアメイクのようなショーに必要なリソース確保することまで、あらゆることに適用されます 」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人