バイデン氏が大統領選からの撤退を発表し、揺れているアメリカ政界。『インターステラー』や『ダラス・バイヤーズクラブ』主演のマシュー・マコノヒー(54)が、政治家への転身を示唆しました 。
『インターステラー』や『ダラス・バイヤーズクラブ』主演のマシュー・マコノヒー(54)が、アメリカ政界への進出を示唆しました。
マシュー・マコノヒーは、テキサス州生まれのアイルランド系アメリカ人。大学で心理学と哲学を学んだあと、ロースクールへの進学を考えていたそうですが、俳優の道に進みます 。
2005年に『ピープル』誌の「最もセクシーな男性」に選ばれ、2014年にはハリウッドの殿堂入りを果たしました 。
AP通信によるとマシューは7月、ユタ州ソルトレイクシティで開催された全米知事協会の会合に出席。
マシューは超党派の知事たちと、パネルディスカッションに参加しました 。
ニュージャージー州知事のフィル・マーフィー(民主党)から今後の計画について聞かれ、次のように返しています 。
「この6年ほど、いろいろな場所に出向いて勉強しています」
「 自分に直感と知性があるか、政界が自分に合っていて、自分が議員に向いているのか見極めたい。私は役に立つでしょうか ? 」
「 昨日テキーラを酌み交わしながら、あなたからもたくさん学びましたよ」と冗談も交えました 。
会合後、ハワイ州知事のジョシュ・グリーン(民主党)がマシューに出馬を勧めたとFOXニュースが報じています 。
マシューが政界に興味を示したのは、今回が初めてではありません。
2020年、俳優業から政治家に転身することを考えてはいるものの「私次第というより、国民次第です」と語っています。2022年には地元テキサスの州知事選に参加する意欲を見せていましたが、のちに出馬を見送りました 。
同年、ロブ小学校銃乱射事件を受けてホワイトハウスを訪問し、演説で銃規制を訴えました 。