紙幣の記番号が、頭から123456と順番に続いている「階段」と呼ばれるレア紙幣。奇跡の番号を引き当てた新5000円札が、SNSで話題です 。

とても珍しい番号の新5000円札が、SNSで注目を集めています 。

7月11日、X(旧Twitter)に貨幣・古銭チャンネル(@UbDCMTUV7kQ8dQd)さんが津田梅子の新5000円札の写真を投稿すると、瞬く間に10万件を超える「いいね」が集まりました 。

新5000円札のイメージ写真(国立印刷局 新しい日本銀行券特設サイトより)

youtube.com

キタ!!!!!!!!pic.twitter.com/stMVJr70zl

「 キタ!!!!!!!!」というコメントとともに投稿された写真には、津田梅子の口元と紙幣の記番号が写っています 。

その番号をよく見てみると … … 123456の順番に数字が並んでいます ! これは確かに珍しい ! !

貨幣・古銭チャンネルさんのXより

SNSでは貴重な津田梅子の紙幣を見たユーザ―から 、

💬 「 AAではじまる123456 … なかなか珍しそう 」

💬 「 奇跡のナンバーです きっと良いことがありますよね 」

本とスマートフォンの横に多肉植物と2つの小さな人形が置かれている。

💬 「 これはレアですね 」

💬 「 勝ち確定案件 」

💬 「 Holdしてるだけで価値がどんどん上がりますね ! 」

クソゲーにブチギレる男性

などのコメントが寄せられました 。

123456と数字が続く紙幣は「階段」と呼ばれる

紙幣コレクターの間では、紙幣の番号が頭から123456と順番に続くものは「階段」と呼ばれています。ゾロ目やキリ番と同じく、コレクターの間で人気があるレアな紙幣です 。

しかも、今回は出たばかりの新5000円札。持っているだけで価値が上がっていくでしょうし、番号自体も「AA」。アルファベットが早いほうが希少価値が高く、紙幣のAAは「AA券」と呼ばれて価値が高くなるので、さらに貴重です 。

BuzzFeedでも、7月9日に「777777」のゾロ目というレアな新1万円札の話題を取り上げました。今回の新5000円札は、それに負けないくらいのレア紙幣ですね 。

日本の美しい茶畑が広がり、背景に雪を頂いた山がそびえ立つ。

投稿者さんも「売ったら、コレクター失格だよな … 」「死ぬまで大事にします」と、喜びを噛みしめていました 。

BuzzFeed編集部は「貨幣・古銭チャンネル」さんにお話をうかがいました

――貴重な「階段」の紙幣を入手された経緯から教えてください 。

「 色々な銀行で各紙幣を1枚ずつ両替して、惜しい番号のものが来たら追加で両替を頼みます。例えば123450が来たら、あと6枚の両替で階段番号の123456なので、6枚追加で両替します 」

――新札の珍番を見つけたときの感想をお聞きしてもよろしいでしょうか ?

池袋グランドシネマサンシャイン(時事通信)

「 珍番を入手したのはこれが初めてなので、今年一うれしかったと思います。高校生なので紙幣の入れ替えは初めてで、初期の若い番号が出回るときがチャンスだと思い、今回初めて真面目に両替しました 」

・・・・・・

新紙幣が発行されたばかりということもあり、まだまだ珍番号やゾロ目、キリ版などのレア紙幣を入手できる機会は多そうです 。

焼き鳥、ご飯、ひじきの煮物、アスパラガスのお弁当を箸で食べようとしている様子。

新紙幣も手にしたらすぐ使ってしまいたくなりそうですが、番号を確認してみると良いことがあるかもしれませんね 。

なお、貨幣や古銭の収集を趣味にしている投稿者さんは、自身のYouTubeチャンネル「貨幣・古銭チャンネル」で、貨幣に関する動画を投稿しています 。

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