アメリカに住む6歳の娘を持つ母親の投稿が、話題を呼んでいます。「子どもをお泊まり会に参加させたくない」という女性が、娘を説得させた方法とは … 👀
アメリカ・インディアナ州で暮らすリーンさん(35)には、6歳の娘がいます。
リーンさんの娘は最近、誕生日を迎える友人のお泊まり会に初めて招待されたそう。ですがリーンさんは、“お泊まり会"をあまり快く思っていないといいます 。
結局、娘をお誕生日会にだけ参加させることにしたというリーンさん。その"とっておきの説得方法"をSNSに投稿しました 。
動画は大きな注目を集め、これまでに100万回以上再生されています 👇
アメリカに住む6歳の娘を持つ母親の投稿が、話題を呼んでいます。「子どもをお泊まり会に参加させたくない」という女性が、娘を説得させた方法とは…👀
How do you handle sleepovers in your family ? ( I ’m not here to judge your decision)#sleepovers#slumberparty#kdgmom#momtok#momlife#girlmom#birthdayparty#fun#nosleepovers
「 娘(当時5歳)が、お誕生日のお友だちから初めてのお泊まり会に招待されました。でも5歳の娘にお泊まりは、まだ早いと思いました 」
「 なので、娘のお友だちのご両親にはお泊まりは参加できない旨を伝えたんです。お泊まりには参加できないが、『もし翌朝に何か一緒に活動する予定があれば、また合流させます』と提案しました 」
「 とても理解のあるご家族だったので、誕生日会の晩と翌朝のスケジュールも丁寧に教えてくれました 」
「ここからは、娘をどう説得させたかについてです」
「 娘はお泊まり会があると聞いて、とても楽しみにしていました。でも娘は、お泊まり会が何か、その意味をよく理解していなかったんです 」
「 だから、娘には『お泊まり会は、普通の集まりとはちょっと違うよ』と説明しました 」
「 『 夜になったら、何人かのお友だちは泊まるけど、その他のお友だちは自分のおうちに帰って寝るんだよ』『あなたは、自分のおうちに帰るお友だちと一緒。次の朝にまた、〇〇ちゃんの家に行こう』と 」
「 ここでちゃんと説明しないと、夕方に迎えに行ったとき、娘が駄々をこねると思ったんです。『どうして私は帰らないといけないの?』って 」
「 実際、お誕生日会が終わって迎えに行ったら、娘は不満を言うこともなく、とても機嫌がよかったんです。そして、ぐっすり寝てくれました 」
「 大切なのは、親が『お泊まりはダメ!』って言うのは簡単だけど、はたしてその伝え方でいいのか?ということです 」
動画には、多くの保護者たちから称賛の声が寄せられました。
💬 「 翌朝、再合流させるアイデアはとってもいい!だって、もう一生パーティーに戻れないと気づいたら、子どもは余計に動揺すると思うから 」
💬 「 最高の案だと思う。娘さんは夜に抜けただけだしね 」
称賛の声が寄せられる一方で、一部からは「制限をかけるだけではなく、子どもの自立心も平等に育むべき」と反対意見も上がりました 。
BuzzFeedは、リーンさんに詳しい話を聞きました🎤
リーンさんがお泊まり会を「あまり快く思っていない」のには、学校職員として働いていた頃に聞いた話が、トラウマになっているといいます 。
「 お泊まり会では、大人やお友だちが子どもに手を出すこともあります。恐ろしい体験をしたことが被害者から実際に話を聞いたので、ショックを受けたんです 」
「 娘がお友だちから招待状を受け取ったとき、参加の可否を真剣に検討しなければいけませんでした。悩んだ結果、うちの娘にはお泊まり会に参加するほどの"心の発達"は、まだできていないと判断しました 」
「 娘には、朝に再合流する案か、もしくはお誕生日会自体を参加しないか、どちらかしか選べないと伝えました 」
「 お泊まり会でいちばん心配なのは、身体的に取り返しのつかない事態が、子どもに起こってしまうこと 」
「 私は子どもの頃、親の制限もほとんどなく、よくお泊まり会に参加していました。でもそれは結果論で、最悪な経験をしなかっただけ。幸運だっただけなんです 」
リーンさんは、娘が大きくなるにつれて、お泊まりの誘いも受け入れるとしつつ、こう話します。
「 娘がお泊まり会に参加しても大丈夫か判断する基準として、“心の発達"をいちばん重視すると思います 」
「 もし最悪の事態が夜中に起こった際、自分の家に帰りたいと大人に伝えられるか、万が一お友だちから自分が嫌なことをされた際、自信を持って『ノー』といえるか、家族にはっきり相談できるか … 」
「 こうした行動が実際に取れる年齢かどうかを考慮して、参加の可否を判断すると思います 」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人