叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《ものすごく手に入れたいものが手に入らなかったときの気持ちの立て直し方》というお悩みに、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った 。
叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド 」 。
8月27日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《ものすごく手に入れたいものが手に入らなかったショックで何もやる気が起きない》というお悩みを紹介した。相談者の方に電話を繋ぎ、実際に会話をしながら叶姉妹の二人がアドバイスを送った 。
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お便りの内容は、以下の通り。《先日すごくやりたいと思っていた仕事の最終インタビューがありました。100人以上の候補者の中から最終候補者の3名に選ばれ、インタビューもとてもうまくいったと思ったのですが、結果はダメ》《ものすごくショックで悲しくて、今は何もやる気が起きません。おふたりは、すごく手に入れたいと思っていたものがあと少しというところで手に入らなかったとき、どうやって気持ちを立て直しますか ? 》
「叶姉妹のファビュラスワールド」
お便りを読み上げた後、相談者に電話を繋いだ叶姉妹。お便りの質問に対し、美香さんと恭子さんは以下のように回答した。美香さん「姉の場合は、すごく手に入れたいものがあったとしたならば、何が何でも手に入れております」恭子さん「そのときにじゃないとダメね。あと少しっていうようなシチュエーションがないかもしれない。あと少しまで待てないから。なぜ今できないのってなってきて」恭子さんは、人生を「イス取りゲーム」にたとえた際、「自分の椅子がなくなったらどうするか?」と相談者に尋ねた。美香さん「ケースバイケースではあると思うのですが、そのような形で。お姉さんがよく言う“イス取りゲーム”みたいなこと」恭子さん「よく私は、人生はイス取りゲームのようなものって言ってるんですが、イス取りゲームをしていて、自分が座れるようなお椅子がなくなってとき、どうするか ? ということなんですが、そのときはどうされますか」この質問に「どうしたらいいんでしょう?」と答える相談者。恭子さんは、「自分の椅子をつくります」と回答した。恭子さん「私の場合は、自分のお椅子をつくります。だから、自分に合った私の好きな椅子を持ってくればいいんですよね。イス取りゲームといっても、そこの中だけで絶対的にしなきゃいけないというルールかどうかなんて、誰も絶対的なものってないじゃない?」美香さん「なのでもし自分の椅子がなかったときには、よく姉が言うのですが『他から持ってくればいいじゃないの ? その中の椅子で決めなければいけないわけではないでしょう』っていうことで、もっと良い椅子があるかもしれない」恭子さん「いや、『かもしれない』じゃなくてあるのよ」美香さん「あるんですよね。そう思うと、何も悔しくもなんともないかもしれないなと思うんですが」恭子さん「それでもどうしてもっていうんであれば、もうすでに座っていらっしゃる方の上に座る」美香さん「それはあれですが … … 。何が何でもというのであれば、(私は)その椅子に座る前に、かなり綿密な手札を持っていきながら、計画を緻密に立てて椅子に座ろうとするかなと思いますね。それでダメだった場合は、私の場合は切り替えもちゃんとありますので、違う椅子をそのときに探していく。その椅子に固執しないことも考えてます。私の場合はですけれど、あくまでも 」
これを聞いた相談者は、「自分に合った椅子をつくるっていうのはすごくいいなと思いました」と叶姉妹の意見に納得した様子だ。恭子さんと美香さんも、以下のようにコメントした。恭子さん「それはとても良いと思います。それが『いいな』と思う気力がおありだとしたならば、そのようなことが合う性格でいらっしゃるわけだから」美香さん「そのような形でヒントを見つけていただいて、また違う方向から見ることができるのであれば」最後に、相談者と恭子さんはこんなやり取りをし、回答を締めくくった。相談者「本当に参考になりました。仕事は本当に残念だったんですけれども、ダメだったおかげでこうやっておふたりとお話する機会が持てたので、かえって良かったのかもしれないと思っています」恭子さん「そうですよね。そこに座れたからといって、それが最善の最善かどうかは、それはまだわからないことだったとおっしゃるならば、むしろ良かったと思える将来があるはずだと思いますよ 」