米サンフランシスコの地方検察局で、検事からの一斉メールに「何色のパンツを履いている?」と返信した職員が解雇された。元職員は、検察局などを相手取り、名誉毀損などで訴訟を起こしている 。
米サンフランシスコの地方検察局の職員が、検事にメールでパンツの色を尋ねたとして、解雇された 。
元職員は7月19日、サンフランシスコ市、検察局、ジェンキンス検事、その他の職員を相手取り、民事訴訟を起こしている 。
地元紙によると今年1月26日、ブルック・ジェンキンス検事は全職員宛てにメールを送信した 。
1998年に殺害されたゲイの大学生、マシュー・シェパードを追悼する反差別会議に関する内容だった 。
元職員はそのメールに「何色のパンツを履いている?」と返信。ジェンキンス検事宛てだが、一斉返信のため全職員がメールを閲覧できたという 。
実際のメール画面はXに流出し、物議をかもした 。
It seems potential that Brooke Jenkins is having an affair with Victim ’s Advocate Jovan Taylor . Or he is sexually chevvy … his party boss ? While people should be destitute to have the family relationship they require , an intimacy with a hyponym is sexual harassment . We ask an investigation. 🧵 pic.twitter.com / xVFzZddbru
元職員はすぐに「友人に宛てた冗談のつもりだった」「間違えて仕事のメールアドレスで送信してしまった」とメールで弁明 。
「 これが本来の私ではないと理解してほしい。本当に申し訳なく思っています。故意ではありません」と謝罪している 。
一方、ジェンキンス検事の代理人は「検事とメールを送った個人との間には何の関係もない」と明言し、職員を解雇したと発表した 。
「 この女性蔑視的な行動は、事務所の行動規範に違反しています。当該職員を解雇しました 」
「 当検察局は、すべての職員が尊厳と敬意をもって扱われ、ハラスメントや敵対的な関係にさらされない、プロフェッショナルな職場環境を維持することを約束します 」
元職員は7月19日、サンフランシスコ市、検察局、ジェンキンス検事、その他の職員に対し民事訴訟を起こした 。
検事や職員が、元職員について「虚偽で詐欺的、悪意のある屈辱的な発言」をマスコミにしたとして、名誉毀損やプライバシーの侵害などで訴えている 。