農水省がSNSで8月21日、「魚クイズ」と題して2種類の魚の画像を投稿。細長くて光沢のある2匹。片方はウナギだそうですが …… ?
農水省のX(旧Twitter)公式アカウントが8月21日、「魚クイズ」と題して、2種類の魚の画像を投稿しました。「次のうち、ウナギはどちらでしょう?」「よく見ると結構違います!」と解説しています。1番の魚と2番の魚。細長いフォルムにぬめっとした光沢。どちらも同じ魚に見えますが、片方は夏の風物詩「ウナギ」で、もう一つは別の魚だそうです。すぐに正解が分かった人もいる一方、「なんでみんなわかるんだよぉ」「食べさせてくれたら分りそうなんだが … 」と戸惑う人も。あなたはこの難問が解けますか ?
正解は……
農水省のXでは、続く投稿で答え合わせをすることができます。それによると …… 。
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②がウナギです!もう片方は、天ぷらやお寿司、蒲焼で大人気のアナゴとのこと。ジューシーで味が濃いウナギと、タンパクでさっぱりとした味わいのアナゴ。食べると違いの分かる二匹の魚ですが、見た目には一体どういう違いがあるのでしょうか ?
<答え>ウナギは2番!1はアナゴです。自然界での産卵シーンを見た人が誰もおらず「謎多き魚」といわれるニホンウナギ。その研究は困難を極めましたが、近年、天然資源に頼らない養殖の道すじが見えてきました。https://t.co / N5zXOrtPeK#食べるぜニッポンhttps://t.co / EJ3CPAG6Qb
アナゴとウナギの見分け方は?
よく似た姿を持つアナゴとウナギ。実は両方ともウナギ目で、遠い親戚のようなもの。ウナギは産卵と孵化は海で行うものの、その後は河川や湖沼などの淡水で生活します。それに対して、アナゴは一生を海で過ごす海水魚です。「浜名湖産直マーケット」公式サイトに掲載されたコラムで、両者の見分け方を紹介しています。それによるとウナギは背中側が黒色に近い灰色で、腹部は黄色みのある白色です。一方で、アナゴは薄茶色の身体をしており、全体的に白い斑点模様があります。また、ウナギに尾びれ尾びれは丸みがあるのに対し、アナゴの尾びれは尖っているそうです 。
コッテリしたウナギに対して、アナゴはサッパリとしているという味の違いがあります。ウナギとアナゴが見分けられるようになると、また味わいも変わってくるかもしれませんね 。