岩崎書店は8月20日、『はれときどきぶた』シリーズなどで知られる児童文学作家・矢玉四郎さんの死去を発表しました 。

岩崎書店は8月20日、『はれときどきぶた』シリーズなどで知られる児童文学作家・矢玉四郎さんが死去したことを報じました 。

矢玉さんは7月14日に老衰のために死去。80歳だったとのことです 。

『はれときどきぶた』書影(Amazon.jpより)

【 訃報】「はれときどきぶた」シリーズの著者、矢玉四郎先生が逝去されました。『はれときどきぶた』は、現在でも毎年版を重ねる超ロングセラー&ベストセラーとなっておりますが、こんなにも長く多くのこどもたちに愛され続ける作品に弊社が伴走できたことを大変光栄に思い、深く感謝しております 。 …

『 はれときどきぶた』シリーズは、「十円やす」と呼ばれる主人公・畠山則安の身の回りで起こる奇想天外な出来事を描いた児童文学作品。1980年に発売された『はれときどきぶた』から2013年の『はれたまたまこぶた』まで計10作品が刊行されています 。

また、1988年にはアニメ映画化、1997年にはテレビアニメも放送。2020年には、刊行40周年を記念したPVも制作されるなど、昭和から平成、令和にいたるまで幅広い世代に愛される作品です 。

女性が秋田犬の子犬を抱いている。

SNSでは哀悼のコメントが相次ぐ

💬 「 ご冥福をお祈りします 」

💬 「 親子二代で読書感想文書かせていただきました 」

💬 「 小学校の図書室に沢山あって大好きだった本 」

戦前に撮影された昭和天皇(左)と「終戦の詔書」の原本(時事通信社 / Getty Images)

💬 「 小学生のころワクワクしながら拝読させていただきました 」

💬 「 子供の頃、愛読させていただいておりました 」

など、矢玉さんの死を悼むコメントが寄せられました 。

部屋の床に、小さなロボット脚が付いたキュウリとナスの模型が置かれている。

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photoACより