警察でも手を焼く難事件を華麗に推理。自分が名探偵になった気分で遊べる「推理・ミステリーゲーム」から、今すぐに遊んでおきたい3作品を紹介します 。
複雑なトリックに隠された事件の真相を暴き、巧みに貼られた伏線が織りなす物語に感動する推理・ミステリーゲーム。今回は、近年発売された作品のなかからユーザーの評価が高い3タイトルをご紹介します 。
『超探偵事件簿 レインコード』
『 ダンガンロンパ』シリーズを手掛けた制作陣による新作推理アクション。記憶喪失の探偵見習い「ユーマ・ココヘッド」と、彼にとり憑いた「死に神ちゃん」が、雨の降りやまぬ街「カナイ区」で起きる殺人事件に挑む内容です 。
特徴的なのは、ただ集めた証拠で考えるだけではない、アトラクションのように楽しめる推理要素 。
事件の後半では、謎が具現化した「謎迷宮」という場所にステージが移ります。そこでは、真実を覆い隠そうとする謎怪人の発言を斬って撃退したり、QTEのように真犯人の反論を蹴散らしながら進んだり、推理をすること自体に工夫が凝らされています 。
警察でも手を焼く難事件を華麗に推理。自分が名探偵になった気分で遊べる「推理・ミステリーゲーム」から、今すぐに遊んでおきたい3作品を紹介します。
ジャンルが「推理アドベンチャー」ではなく「推理アクション」なのも納得ですね。謎を斬るとはよく言いますが、文字通り物理的に斬れます 。
クセの強い登場人物やブラックな会話、ユーザーを煙に巻くどんでん返しなど、『ダンガンロンパ』スタッフならではの「意地悪さ」も健在。カナイ区をめぐる大きな謎に、騙されない人はいないのでは ! ?
『 ダンガンロンパ』シリーズとの繋がりはないので、本作単独で遊べます。今から遊ぶなら、ロード時間が大幅に短縮された移植版『超探偵事件簿 レインコード プラス 』 がオススメです 。
『 超探偵事件簿 レインコード 』 対応機種:Switch
『 超探偵事件簿 レインコード プラス 』 対応機種:PS5、Xbox Series X|S、PC
【 Amazonでの評価(Switch版):4.2/5 】
💬 「 事前情報一切無しでなんとなく買って遊んでみましたが、とにかくストーリーが面白かったです 」
💬 「 中盤までに散りばめられた伏線が終盤にちゃんと拾われて満足な最後だった 」
💬 「 制作陣が共通していることもあり、本作もダンガンロンパみたいな雰囲気で楽しめました 」
( Amazonカスタマーレビューより )
『ゴーストトリック(HDリマスター版)』
『 逆転裁判』シリーズの生みの親である「巧 舟(たくみしゅう)」さんが手掛けた作品で、もともとは2010年にニンテンドーDS用ソフトとして発売されました 。
当時は知る人ぞ知る名作だったのですが、2023年6月にHDリマスター版が発売されたことで再評価されています。一気に読み進めたくなる物語の秀逸さと、オリジナリティのあるゲームシステムは、近年の推理ゲームのなかでも極めて独特 。
伏線の貼り方も回収も素晴らしく、1作できれいに完結するのでオススメしやすい作品です。『逆転裁判』シリーズでもおなじみのセンスあふれるセリフ回しとギャグは一見の価値あり。「テンテコの舞」で笑わない人はいないでしょう 。
ゲームは、モノに「トリツク」能力と「アヤツル」能力を使って、人々の運命を変えていくというもの。「ピタゴラ装置」のように、家具を少し動かすだけで思わぬ方向に未来が変わっていきます 。
殺人事件の謎を暴くのではなく、パズルゲームのように阻止するシステムなので、新鮮な感覚で遊べるはず 。
初出は14年前の作品なのですが今でも通用するくらい新しく、ほかにない斬新な推理・ミステリーだと思います。パズルの解答も「こういうことか!」と納得できますし、失敗してもそれはそれで笑えます 。
ポップなビジュアルからも想像できるように、明るく楽しく遊べるのも良いところ。シナリオの「納得できるけど、騙された!」感覚も心地よく、推理物やミステリーにあるホラー演出が苦手な人でも遊べます 。
もっともっと売れて欲しい ! まだまだ隠れていてはいけない名作です 。
対応機種:PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Switch、PC、iOS、Android
【 Amazonでの評価(Switch版):4.5/5 】
💬 「 ストーリーも非常によく、逆転裁判シリーズが好きなら楽しめると思います 」
💬 「 他にない、画期的なアイデアのゲーム性だと思います 」
💬 「 ネタバレ厳禁、前情報ゼロでのプレイをお勧めします 」
『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』
3本目はインディーゲームから。最後まで遊べば、必ず誰かと内容を語り合いたくなりますし、遊んでいない人にオススメしたくなると思います 。
まだPCでしか発売されていないのですが、家庭用ゲーム機へ移植して欲しいと何度も言いたくなるくらいの傑作です !
舞台は、「ステッパー」と呼ばれる超能力者が世界的に認知されている架空のロンドン。プレイヤーは、主人公のノートリック(ノート)となって、超能力者が起こす犯罪を解き明かしていきます 。
犯罪を起こす側が超能力者なら、捜査を行う側も(主人公以外は)超能力者。仲間たちの超能力で作成した文書を照合して、事件を推理していくのですが、これが本当に良くできているのです 。
何でもアリではなく、すべての事件は必ず「超能力のルール」に基づいて犯行が起きています。射程や対象、どんな能力か、それによって何が起きるか、ミスリードまでしっかり用意された物語は、どの章を遊んでも「やられた、騙された!」と思うでしょう 。
とくにCase4を遊んだ人なら、本作でしか成立しない面白さが詰まったシナリオに感心するはず。「超能力推理アドベンチャー」でしか見られない切り口のシナリオは、ネタバレされる前に体験するべき !
なお、スピンオフ作品の『Staffer Reborn』もオススメなのですが、こちらを先にプレイするのはNGです。絶対に『Staffer Case』から遊んでください 。
対応機種:PC
【 Steamでの評価(Switch版):圧倒的に好評 】
💬 「 推理好きなら絶対にオススメできる作品です 」
💬 「 すごく綿密で伏線もいたるところに張り巡らせてあって、めちゃ面白かったです 」
💬 「 『 逆転裁判』『ダンガンロンパ』シリーズが好きな人は是非やってほしい 」
( Steamユーザ―レビューより )
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ほかにも、まだまだここ数年で発売された素晴らしい推理・ミステリーゲームが存在しています。みなさんも、「最近発売されたアレに騙された」「これは絶対遊んでおくべき」という作品があれば、ぜひ教えてください !